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米国でサバイブするなら会計と財務の知識は絶対必要。

作成者: 中島 恒久|2025.09.12

主体的に能動的に仕事をしていきたいのなら会計と財務(ファイナンス)の知識は絶対に必要だと思っている。どんな仕事で、どんな立場であっても。

それがわからずに仕事をしている状態って、例えるなら地図の読み方を知らずに知らない土地を歩いているようなものではないか、と思ったりする。まぁ、極端なことを言っているのは百も承知なんです。

ただ実際15年前にホームレスからなんとか事務員の職にありついて(詳しくはこちらをご覧ください。ゼロからのアメリカ移住 ー 全てを失くして這い上がった男の「サバイブ論」)、そこから数年で小さいけど会社の経営をすることになったのは会計を必死に身につけたからだと思う。というか、それ以外考えられない。

ビジネス・フォー・パンクス「未来を見る反逆者のための財務論」

で、財務(コーポレートファイナンス)なんだけど、これも勉強した。ただ、これは会計の基礎がないと理解が難しいので、順番は会計 → 財務なんだろうな、とは思う。

今度、sunabacoさんの虎の穴2で財務の話をさせてもらうのだけど、短時間でいかに核心に迫れるか?を個人的にはテーマにしている。

課題図書は『ビジネス・フォー・パンクス』の2章「未来を見る反逆者のための財務論」。あらためて、すごいタイトルだな(笑)余談だけどこの本の財務用語がイギリス式なので、アメリカとはちょっと違うのが面白かった。というか、総じて読みやすく面白い本。楽しんで財務に触れる気がする。

とりあえず、上記の本の2章を読んできてもらって(全く財務に触れてきてない人も20回くらい読めばなんとなく雰囲気をつかんでもらえると思う)。で、説明するので、実際にこの本に書いてある必須の財務スキル5つを期間中に作り上げるのを目標にしましょう。

必須の財務スキル5つにチャレンジしてみる

本のままだとあれなので、ちょっと改変して

  1. 資金繰り表の作成
  2. 予測損益計算書(PL)と予測貸借対照表(BS)を作る
  3. 原価計算をし粗利率、営業利益率を出す
  4. バーンレートを算出する
  5. 損益分岐点計算 

これらを作るために財務モデルの作成も必要になるけど、ざっくりでも良いから期間中に全部チャレンジできると良いと思う。折角、遠方から本気でやるために来るのであれば。

参考図書

 

沢山やることがあるように見えるけど、全部つながってるから全部必要なのよね。こんなの僕も昔はさっぱりわからなかった。