提供サービスと私たちについて

現地アメリカで「経営者の右腕」となり
システム開発する最も身近なパートナーです
ビジネス要求の整理から要件定義、設計・開発、運用・保守まで。 現地アメリカでお客様の課題と向き合い、ともに考え、ともに動き、 最後までやりきるシステム開発パートナーです。 業務やオペレーションを深く理解し、事業成長に貢献する仕組みを現地でつくりあげます。

経営者の右腕になるために

経営者が常に抱えている悩みは、実に多岐にわたります。

たとえば──
●人材・人事の課題
●会計・資金繰りに関する問題
●法律や規制への対応
●システムの整備・運用
●その他、日々発生する突発的なトラブル

こうした課題がうまく回らないと、経営者は本来注力すべき経営戦略や営業施策にリソースを割けなくなり、フラストレーションがたまっていきます。

しかも、これらの課題は「プラスを生み出す」ものではなく、むしろ「マイナスをゼロに戻す」ための対応であることが多いため、徒労感を覚えやすいものです。そして、いずれも高度な専門知識がなければ解決できない領域です。

もちろん、それぞれの分野には専門家と呼ばれる人材や企業が存在します。ただし、彼らの多くは自分の専門領域に閉じており、横の連携がありません。特にシステム領域についての理解を持つ専門家は非常に少ないのが実情です。

だからこそ、私は「システムベンダー」こそが唯一、経営者を総合的に支えるポジションに立ちうる存在だと考えています。

人事・会計・法務といった課題に一定の知見を持ち、必要に応じて信頼できるパートナーと連携できる。こうした総合力を備えたシステムベンダーだけが、真に経営者の“右腕”になれるのではないでしょうか。
特に海外において日本企業向けに日本語でサービス提供を行っているベンダーの多くは、現地語でマジョリティ向けにビジネスを展開している企業と比べ、質の面で劣ることが少なくありません。これは自戒を込めて言うことですが、実際によくある話です。

とはいえ、多忙な経営者にとって、日本語で意思疎通できるベンダーは貴重な存在です。言葉が通じるというだけで話が早く、安心感もあります。問題は、そのベンダーが「経営者が本当に求めているものを提供できる総合力」を持っているかどうかです。

ここで言う「経営者」とは、現地法人の経営陣だけでなく、日本本社──ときに上場企業の役員クラス──も含みます。つまり、両者と渡り合えるだけの言語力・理解力・提案力が求められるのです。

経営者の右腕になるためには、単なる“ITの人”では不十分です。経営課題を理解し、総合的な視野で伴走できるベンダーこそが、真に価値あるパートナーになれると私は考えています。

nakajima
US Tech Inside編集長
中島 恒久Tsunehisa Nakajima
2004年に永住権に当選しアメリカへ移住。日本時代のインターネットプロバイダーでのサポート業務経験を活かしシステム開発会社を起業。その後、表情心理学系スタートアップの立ち上げへ参加。食品卸企業にてオペレーション部門、倉庫・物流部門の責任者を務めた後、2015年にFUJISOFT AMERICA設立に参加。2017年より現職COO。MBA、ITIL4 Foundation、ECBAを取得。法人営業、管理会計、ビジネスアナリシス、プロセス改善を得意領域としている。

富士ソフトアメリカの提供サービス

System Improvements By Starting From Business Goals
ビジネス目標から始めるシステム改善
Consulting - Business Analysis・要件定義サービス
グループ 145101
アメリカに法人を作ったものの、製造現場や倉庫管理、社員のマネジメントなどが上手くいっていません。人の力以外で、状況を改善する方法はありますか?
はい。まず現状を整理し、業務の流れを可視化します。その後、課題の要因を分析し、改善の方向性を検討します。最後に、貴社に適した実行可能な解決策を提示いたします。それらをドキュメント化してお渡しいたします。

在米日系企業の多くが「人材不足」や「業務効率化の必要性」に直面しています(JETRO 在米日系企業調査 2023)。

日々の業務に追われて課題を整理する時間が取れないことも珍しくありません。当社のコンサルティング/ビジネスアナリシスは、BABOK® に基づき、現状分析から課題の特定、改善策の設計までを一貫してご支援します。特にアメリカでの10年以上の経験をもとに、貴社の状況に合わせた現実的な改善策をご提案します。

※BABOK® (原題: BABOK: A Guide to the Business Analysis Body of Knowledge)はビジネスアナリシス (Business Analysis (en))の 知識体系 をまとめたものである。カナダのトロントに本拠を置くNPO法人 International Institute of Business Analysis(IIBA)が発行。

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Project Management Office(PMO)サービス
グループ 145101
プロジェクトの数が増えすぎてしまい、管理が複雑化しています。遅延や混乱が起きてしまっているのでサポートをお願いできますか?
a
はい。まずプロジェクトの目的や制約条件を整理し、関係者の役割を明確にします。そのうえで、進行状況を可視化して課題やリスクを早期に発見します。さらに解決策を提示し、合意形成を支援することで、プロジェクトを円滑に進められる体制を整えます。

プロジェクトは期限・予算・成果物が定められる特別な取り組みであり、管理が難しい領域です。実際、PMI の Pulse of the Profession 2023 によれば、予定通りにすべての要件を満たすプロジェクトは世界平均で35%前後にとどまると言われています。

当社のPMOサービスはPMBOK®などの標準的なプロジェクト管理手法を基盤としつつ、アメリカでの10年以上のシステム開発の実績を活かして、現実的に実行できるプロジェクト運営を支援します。社内リソースが限られている企業にとっても、外部PMOを活用することで成功確率を高めることが可能です。

※PMBOKは「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド」(英語: A Guide to the Project Management Body of Knowledge、略称: PMBOK Guide、PMBOKガイド)の略語。米国プロジェクトマネジメント協会 (PMI) が発行。

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システム開発・導入サービス
グループ 145101
システム開発では「予算超過」「納期遅延」「不具合の多発」といった問題をよく聞きます。これらに対して、富士ソフトアメリカではどう対応してもらえますか?
a
まず目的と優先度を整理し、品質・コスト・納期のどこに重点を置くかを明確にします。その上で、国際標準の知識体系を基盤に、当社の長年の経験を活かして実行可能なプロセスに落とし込みます。さらに、日本とアメリカの双方のリソースを活用して進捗やリスクを管理し、最後までやり切る形で導入を実現します。

当社は、日本で50年以上、アメリカで10年以上の開発実績を持つ独立系システムベンダーとして、「システムを作り上げる技術力」で高い評価を得ています。

一般的にシステム開発で重要なのは「品質」「コスト」「納期」だと言われますが、富士ソフトグループでは "ひのき"(品質・納期・機密)をモットーとして徹底した機密保持の上でシステムを作り上げて導入までやり切ります。

お客様の様々な状況、現実に即して開発手法、技術、ソリューションを選定し、日本本社の豊富なエンジニアリングリソースを始めとしたパートナーとの連携と、当社の運用力を組み合わせ、開発を確実に実現します。

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サービスデスク/情報システム部門のアウトソーシングサービス
グループ 145101
自社に専任の情報システム部門がなくても、システム運用を任せられますか?
a
はい。当社のサービスデスクを情報システム部門の代替としてご利用いただけます。まず必要なサポート範囲や対応時間を協議し、その内容を明確にしたプランを策定します。そのプランに基づいて運用を行い、定期的に見直すことで安心して継続利用いただけます。

システムは導入後の安定した保守・運用と改善活動のためにサービスデスクサービスを提供しています。

また、在米日系企業では、IT人材の確保が難しく、自社に情報システム部門を持てない場合も少なくありません(JETRO 2023調査より)。この課題を解決する手段として、当社のサービスデスクを「社外の情報システム部門」としてご利用いただけます。

※ ITIL(Information Technology Infrastructure Library:ITサービスマネジメントのベストプラクティス集、英国政府が策定)では、サービスデスクは単なる障害対応窓口ではなく、利用者を継続的に支援し、業務を止めないための中核機能として位置付けられています。

当社ではITILをベースに、アメリカでの10年以上の経験を活かして、現実的なサポート体制を整備します。サポート範囲・連絡手段・対応時間を明確に定義し、協議と合意に基づいて安定運用を行います。他社が導入したシステムに対するサポートも対応可能です。

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IT人材育成/教育サービス
グループ 145101
社内にIT知識を持つ人材が少なく、外部に頼りきりなのですが、教育は効果がありますか?
a
はい。まず社員のスキル状況を把握し、必要な知識との差を整理します。その上で段階的な研修を実施し、実務に生かせる形でITリテラシーを育成します。これにより、外部依存を減らしながら社内からも有効な意見や改善提案が出せるようになります。

在米日系企業にとって、現地でIT人材を採用するのは容易ではありません。しかし、業務を理解している社員にITリテラシーを付与しスキル強化を行うことで、ITプロジェクトの成功率が格段に上がると報告されています。(PMI: Pulse of the Profession 2023 や IIBA Corporate Benchmark Report 2023より)これにより御社の競争力向上を見込むことが出来ます。

当社ではアメリカ市場で成功している日系企業への教育実績もあり、現地環境に適した研修を実施可能です。

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技術検証/POC
グループ 145101
シリコンバレーで注目しているスタートアップのサービスの日本市場導入を検討したいのですが、日本本社にどう説明すれば理解してもらえますか?
a
まず技術の信頼性や期待効果を整理し、短期間で検証を行います。その結果を技術的・業務的に評価し、日本本社に理解しやすい報告書としてまとめます。これにより導入可否を合理的に判断できる情報をご提供します。

シリコンバレーをはじめとする米国のテクノロジー市場では、新しいスタートアップ、技術が次々と登場しています。それらのリサーチのために多くのお客様が日々走り回っておりますが、新技術の有効性などをどう検証し、日本本社にどう説明するかに課題を抱えがちです。

当社は日本最大規模の独立系システムベンダーとして幅広い技術分野に実績があります。単なる調査ではなく、短期間での技術検証(POC)を実施し、その結果を技術的・業務的観点から評価します。さらに、お客様の日本本社にも納得感のある報告資料として整理し、現地と本社の意思決定を支援します。

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Strength
富士ソフトアメリカの強み
フルサービスも、
必要な部分だけでも対応可能
要件定義から保守運用まで一貫したフルサービスが可能です。上流のみ、保守のみ、PMOのみなど、部分的な支援も柔軟に対応します。
「上流工程」に
圧倒的な強み
ビジネス要求の整理や要件定義など、構想段階からの品質に定評あり。システム開発の成功は、上流で決まります。
構想から運用まで、
すべてを任せられる
企画・設計・開発・運用・保守まで、すべてのフェーズをワンストップで提供。一部だけではない、全体最適を実現するパートナーです。

富士ソフトアメリカの特長

当社の特長は、単なるシステム開発にとどまらず、ビジネスの成功に向けた包括的な支援を行う点にあります。
在米ビジネス視点での提案力
現地業務と経営課題の両方を理解し、ICTだけにとどまらない事業全体の最適化を提案。日本本社との調整や経営層とのコミュニケーションにも強みがあります。
現地アメリカに拠点。 現地密着型の開発と支援
アメリカ現地に根付いたチームが、時差や文化の壁を越えて、迅速かつ柔軟に対応。現場のリアルな課題をすくい上げ、スピード感のある支援を実現します。
超上流から超下流までの一貫対応
ビジネス要求の整理や業務フローの可視化といった超上流工程から、設計・開発・テスト・リリース後の保守・運用まで、V字モデルに基づいたプロセスで一貫対応。現場でのシステム締約まで見据えています。
伴走力と成果が出るまでやりきる姿勢
プロジェクトの立ち上げからリリース後まで、最後まで寄り添い、投げ出さずにやりきる。現地での課題解決とシステムの成果創出に責任を持って取り組みます。
口コミが立証する豊富な実績と高い技術力

日米複数拠点をまたぐプロジェクトや、多様な業界での開発経験を持つチームが、高度な開発支援と成果創出をお約束します。

  • 要件定義すらままならなかった状態から、ビジネス全体が見えるように
  • 仕様書にない部分まで、ビジネス視点で提案してくれたことが大きかった

開発実績
・ラウンドワン ・JINS ・三菱商事 ・デンソー ・ホンダ ・ミツワ ・リロリダック ・全農

経験豊富なエンジニアが集まるチームにご相談ください。

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CEO
三田 修 Osamu Mita
FUJISOFT AMERICA INC, CEOであると同時に富士ソフト(株)常務執行役員 営業本部長。 アメリカ、日本を中心としたマーケットにおいて富士ソフトグループのグローバルビジネス拡大を推進している。
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COO
中島 恒久 Tsunehisa Nakajima
2004年に永住権に当選しアメリカへ移住。日本時代のインターネットプロバイダーでのサポート業務経験を活かしシステム開発会社を起業。その後、表情心理学系スタートアップの立ち上げへ参加。食品卸企業にてオペレーション部門、倉庫・物流部門の責任者を務めた後、2015年にFUJISOFT AMERICA設立に参加。2017年より現職COO。MBA、ITIL4 Foundation、ECBAを取得。法人営業、管理会計、ビジネスアナリシス、プロセス改善を得意領域としている。
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VP OF TECH. DEVELOPMENT
山下 智也 Tomonari Yamashita
シカゴにて学生生活を送った後、日本に帰国。開発エンジニアとしてキャリアをスタート。技術評価(QA)に可能性を見出しQAマネージャーに転身。15年間のキャリアの中で最大300名のチームを率いた経験を持つ。2014年富士ソフトアメリカの設立準備に尽力、2018年4月に赴任、現職。技術における総責任者を務める。
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MANAGER OF SOLUTION DEPT
早乙女 拓栄 Takuei Saotome
大学院にて画像認識を研究。2000年に富士ソフトに入社。携帯向けソフトウェアの開発および評価業務に従事後、インド、タイ、中国において同社のグローバルビジネス展開に尽力。2012年にはソウル支店の設立に尽力、2015年より富士ソフトアメリカに赴任。アメリカにてシステム開発ビジネスを立ち上げ、エンジニアリングチーム率いる。

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